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​常盤電機FA事業部のこれまで

近年はユーザーニーズの多様化に伴い、幅広い製品を少しずつ生産する多品種少量生産が求められつつあります。

さらに2020年初頭から世界的に流行が続いている、新型コロナウィルス感染症の影響により

人と人との距離の取り方を見直す必要が生じております。

常盤電機は、この変化へ新しい自動化のカタチとしてSimple Robotization.®提案します。

Episode.1 FAイノベーションセンター開設

Episode.2 高速搬送ロボット FlexPickerの登場で3品業界へ

​Episode.3 新たな形 双腕型協働ロボット YuMi®の可能性

Episode.4 ここまで来たか!人型外観検査システム「外観けんた君」

Episode.5 日立グループの総力を結集したトータルソリューションへ

NEXT Episode 新しい自動化のカタチ Simple Robotization​.®

Episode.1
FAオープンイノベーションセンター開設

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​■エリアにおける自動化・省人化ニーズの高まり

常盤電機は長きに渡り、兵庫県を中心に製造事業所の空調システムや圧縮機システムなど、幅広い産業ソリューションを提供し、多くのお客様から様々な課題を頂いてまいりました。

その中で、このエリアでも、人手不足や生産性向上による自動化・省人化ニーズの飛躍的な高まりを感じておりました。

また、このエリアで課題解決に応えることができるパートナーを求められているお客様の声も多くお聞きしておりました。

■”FAオープンイノベーションセンター”開設

2016年7月、常盤電機は、本社事務所を一部改修し、新たに”FAオープンイノベーションセンター”(愛称:C-Labo)を開設しました。

C-Laboでは、『お客様や仕入先様との共同開発』を目的とし、ロボットや検査装置の能力テスト、新しい技術の実用化テストを行える設備を整え、専任のスタッフも配置しました。

常盤電機のFA事業は、このC-Laboの開設から本格的にスタートしました。

C-Laboでは、お客様や仕入先様と常盤電機が、同じ目的を共有し、協力して課題解決を進めるというスタイルを確立しました。

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Episode.2
高速搬送ロボット  FlexPickerの登場で三品業界へ

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​■人手不足

三品業界、特に食品業界においては、

1日の生産が数万、数十万という大量生産。

その中で、

・製品を1個ずつ並べる

・1個ずつ生産される製品を、3個ずつにまとめる

・製品をコンベアからトレーに移載させる

といった単純かつ重労働な作業を、ロボットで解決できないかというご相談を頂きました。

■FlexPickerのご提案

より具体的な導入イメージを持って頂くため、弊社所有のデモ機とお客様の実ワークを用いて、搬送テスト・タクト検証を実施。

実際のワークを用いて検証することで、シミュレーションだけでは分からない、課題や改善点を洗い出し、お客様にあった仕様を導き出します。

また、国内で最も実績のあるABB(東京)で半年間実機検証方法を学び、特にロボットハンド選定ノウハウを習得。

導入後の品種追加対応や、パッドの再選定などの対応も弊社の強みです。

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Episode3
新たなカタチ 双腕型協働ロボット YuMi®の可能性

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■導入ノウハウ

「作業者をそっくりロボットに置き換えたい」

「周辺機器はそのままに自動化し、省人化したい」

といった要望は、従来の産業用ロボットには困難でした。

人に近い場所でも安全で、なおかつ人と同じような動きが出来る…、それこそが「協働ロボット Yumi®」です。

細やかな動きや、人にしかできないと諦めていた作業を自動化したいと、多くのお客様からお声がけ頂きました。

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■協働ロボットYuMi®のご提案

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近隣のD社様の案件。

YuMi​®を大変気に入っていただき、共同開発という形で検討段階から前向きに進めて頂きました。

机上での検討後、デモ機を生産ラインに持ち込み、その場でテストプログラム作成、レイアウト検証と、大まかなタクト算出を行いました。

また、お客様に来社いただき、現場レイアウトを再現し、夜遅くまで詳細な打合せをさせて頂きました。

デモ機を所有しているという常盤電機ならではの進め方で、お客様にも納得して頂き、ご購入頂きました。

導入後も、他の生産ラインに使用できないか、工場内のウォークスルーを行い、ご提案を進めております。

Episode4
ここまで来たか!人型外観検査システム「外観けんた君」

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■外観検査自動化のニーズ

製造業のお客様であれば、検査工程の人員削減は、課題になることが多いのではないでしょうか。

目視検査は人によってバラつきがあったり、長時間の作業はミスを生みかねない。

従来のカメラを用いた画像処理技術に、人ならではの動きとプラスαの作業性を付加させた、人型外観検査システムが「外観けんた君」です。

常盤電機は2018年から「外観けんた君」のシステムパートナーとして、デクシス社と協業を続けております。

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■多様なワークに挑戦したノウハウ

常盤電機では、画像処理技術を学んだスタッフを置き、様々なワークにトライしてきました。

中でも製薬会社R社様の案件では、目薬を製造する過程の「培地検査」を外観けんた君で行うというもの。

これまでは、キズや打痕などの外観検査がメインでしたが液中の濁りという特殊な検査でもご活用いただくことが出来ました。

Episode5
日立グループの総力を結集したトータルソリューションへ

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■”第4次産業革命”による課題の高度化

”第4次産業革命”が多方面で取り上げられ、「IoT」「M2M」や、「ビッグデータ」「AI」などの新技術の活用がお客様の間でも急速に重要な課題になってきました。

私どもにご相談いただく内容も、それらの技術を活用して『設備故障や品質異常の予兆検知をしたい』『ライン全体や工場全体の生産性を高めたい』など、よりレベルの高いものになってきております。

■日立グループとの連携・協業

常盤電機は、日立特約店として80年以上の長きに渡り兵庫県エリアのお客様を中心に日立の製品・ソリューションをお届けしてきました。

日立グループは、現在OT(制御・運用技術)ITおよびプロダクト・システムを組合せたトータルソリューションを中心に事業展開しております。

常盤電機は、FA・デジタル分野においても、日立グループと連携・協業し、高度・複雑化するお客様の課題解決に取り組んでおります。

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NEXT Episode

Simple Robotization.​®

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